天赦日と一粒万倍日と大安。
縁起の良いこれら3つの日が奇跡的に重なった8月上旬の大吉日。
"土地に惹かれて旅に出る"というのを2015年の名古屋以来、8年ぶりにしてきました。
行き先は埼玉県川越市。
「小江戸川越」と称されるレトロモダンな町並みや古式ゆかしい神社やお寺など、以前から行ってみたかった場所を地図片手にぷらぷらと巡りました。
旅行誌やネットで事前にリサーチしていた芋系スイーツや進化系かき氷も実はひそかなお目当て。
ともかく暑い1日で、日傘を差して歩いていても汗がじんわり滲むほど。
でも駅からの交通の便はわりと良くて、主要な観光名所に停まるバスは本数も多く、旅行者には大変ありがたかったです。
人気スポットが集中して存在しているので、体力のある方は頑張れば徒歩での観光も可能かもしれません。
初めての川越は活気があって賑やかで、でもどこかのんびりしていて居心地が良いという印象。
浴衣を着た若い人たちが蔵造りの町並みをのんびり歩いている姿は風情があったし、夏の風鈴で有名な氷川神社の涼やかな音色にも癒されました。
懐かしい飴や駄菓子が並ぶ「菓子屋横丁」も見ているだけで楽しかったです。
そしてなぜか中国系の観光客の方々がたくさんいて、あの早口で独特な強い語調と日本語が飛び交っている空間というのは、その場にいて何となく不思議な感覚になりました。
他にも、撫でると健康になれる「おびんづる様」のいる蓮馨寺や(頭を撫でたら予想外に埃ぽくて動揺)、参拝すると八咫烏さまがお告げをくれる熊野神社や(2回挑戦するも結局無言のままだった)、地図ではほとんど分からないけど境内いっぱいに優しい気の満ちた小さいお寺など、素敵面白スポットがたくさんだった川越。とても魅力的でした。
好きな街が、また1つ増えました。
目で見て、肌で感じて。
テレビや写真や誰かの話だけでなく自分の五感で体験するのもたまには大事なことですね。短い時間だったけど、有意義な小旅行が出来ました。
暑さでヘロヘロになった身体に念願だった進化系かき氷はとても沁みたし、お土産には心に決めてた芋系スイーツなどもしっかり購入。
大満足で家路に着いたのでありました。
あなたはこの夏、どこかにお出かけしましたか?
どうか楽しい思い出が1つでも多く心のアルバムの中に残っていますように。
早いもので明日から9月。
私は今、夏休み最後に残った宿題と格闘する小学生のような気持ちでこのブログと向き合っています。
過ぎゆく8月を惜しみつつ、今回はここまで。
それではまた、この場所で。
今夜、こちらはとても良い満月が出ています。