8月が、もうすぐ終わろうとしています。
お変わりなくお過ごしでしょうか。
高校野球は東北勢が初優勝ということで大変盛り上がりましたね。
野球好きではないし、甲子園の結果もダイジェストニュースで確認するぐらいでしたが、東北の地にお住まいの方とSNSで繋がっていることがわりと多く、なんだか他人事とは思えず心の中で大きな拍手を送っていました。
仙台育英、すごいぞ。
あらためて、おめでとうございます。
さて、8月というともう一つ大きなイベント(?)としてお盆がありました。
家族や親戚一同が集って先祖の霊を家に迎え、祀り、またお墓に送る、あの行事。
子供の頃は祖父や祖母の家に親とくっついて行き、ぼぉーっと座り、出てくるお茶やお菓子や果物をむしゃむしゃと頬張る気楽な集いでしたが、今年のお盆は昨年秋に亡くなった父の新盆ということもあり、なんだかとても気忙しく、気の張ったお盆になりました。
と言っても私は来客の行き帰りに挨拶をしたり、お茶を出すだけがほとんどだったのに、あの疲れようは一体何だったのだろう。
久しぶりに会う親戚や父の知人たちの前で上手く喋ったり立ち居振る舞い出来なかったことがひどくもどかしく、かなり落ち込みました。
崩れたリズムや落ち込みがようやく回復し始めたのはお盆も1週間以上を過ぎたつい最近のこと。
「なんでこんな小さなことで…」と情けなくなったりもしましたが、小さなことで大きくリズムを崩すのはいつものことなので、またぼちぼちとやっていくことにします。
そんな感じで、本音を言うと「疲れるし面倒だし嫌だなぁ」のお盆だったのですが、仏壇前に祭壇を設けて笹やホオズキで飾り付けをしたり、迎えと送りに玄関前で火を焚いて昇ってゆく白い煙に想いを馳せたり、お墓参りですれ違う見知らぬ方々と挨拶程度の声を掛け合ったりする風習は、なかなかに良いものだなぁとちょっとだけ思ったのでした。
自宅でお盆の準備をしたのは初めてのことだったので色々なことが新鮮に映りました。
こうやって身近な家族や近親者が亡くなるごとに、人は亡き魂を悼んだり弔ったり大事に思うことを覚えていくのかもしれませんね。
お供えされたお菓子や果物のほとんどを自らの体内に取り入れて、なかなか痩せないねぇ…なんて思っている2022年、夏。
少し遅いお盆実況レポートでした。
これから母と2人「父の新盆お疲れさま会」に行ってきます。
空気に秋の気配が混ざるようになってきました。
8月も残りわずか。
お身体ご自愛してお過ごしくださいね。