『転がる石の上機嫌』

転がって、転がって、小さな善きものがあなたに届けられますように。

もう会えない人たちへ。

ある程度の年を重ねて大人になると「かつてはあんなに仲良くしていたのにもう会えなくなってしまった人、もしくは会わなくなってしまった人」というのが一定数出てきます。

 

自分の不用意な発言で意図しないまま相手を傷つけてしまったり、無神経な行動で不快な思いをさせてしまったり、あるいは特に原因や理由も思いつかないまま自然消滅的に疎遠になってしまったり。

パターンは色々あるけれど、心にほんの少し苦いものを残したまま、離れていったその人たちへの感情は未消化となってゆきます。

 

あの時はごめんなさい、とか、もし機会があればまた会えると嬉しいです、とか時に頭の中をとりとめもなくグルグルと言葉が巡るけれど、それを伝える機会もなく、ただぼんやりふっとその人たちのことを思い出しては「どうしているかな」とたまに考える日々を過ごしています。

仲良くしていた頃が懐かしい時もあるけれど、もうそのステージは終わってお互いに新たなステージに立っているのかな、ともまた思うようにしています。

 

あの時、楽しい時間は確かにあった。

その人たちから学ぶべきこともしっかり学んだ。

改めなければならないこともちゃんと教わった(もちろん人間なので過ちは繰り返してしまうかもしれないけれど)。

だからちょっぴり胸が苦いけれど、これで良かったのだ。

そう思うようにしています。

 

頻繁に会ったり、食事を一緒にとったり、電話やメールでまめに連絡を取り合ったり、そういうことだけが恋愛や友情の定義ではないはずで、だから自分の心の内にある確かなものを大事に信じながら、かつての人たちへの感謝の気持ちを忘れずにいたい。

そんなふうに思います。

 

さようなら。

そしてたくさんの大きなギフトを与えてくれたことに感謝を。

 

さようなら、と書いたけど、もしも縁があればまたどこかで繋がれるはずだから、そんな奇跡があるといいなとうっすら信じながら今日はここまで。

 

関東の梅雨入りももうすぐそこ、といったところです。

 

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