『転がる石の上機嫌』

転がって、転がって、小さな善きものがあなたに届けられますように。

初めてのマイクラス

なんやかんや考えたり、
笑ったり、泣いたり、
誰かや何かと出会ったり。
ドタバタと過ごしているうちに
10月も終わりに近づこうと
しています。


目まぐるしくもあり、時に
停滞しているようにも感じたり。


それでも日々や時間は、誰の元にも
等しく同じ早さでやって来て、
移ろう季節とともに過ぎて
行くのだなぁと
毎度代わり映えしない感想を
持ちながら窓の外を
ふっと眺めたりしています。


ヨガのTTも、残すところ
あと2カ月となりました。


TTとは、ティーチャー
レーニングの略なので、
当然教えるための技術を学ぶし
その練習を重ねたりします。
クラスを持つ課題も、
出たりします。


正直、それがイヤで逃げ出し
たくてたまりませんでした。

ヨガが好きで
もっと深く学びたくて…という
気持ちがある一方、誰かに
教えたいもしくは指導者に
なりたいという意識は
そんなに強くはなかったから。


それに、まだ全然練習が
足りないし、教えるレベルにも
達していないし、もしかしたら
どれだけ時間をかけても
満足できるヨガなんて
自分には修得できないかも…
という不安ばかりがありました。
たぶん、それは今もそうで。


とはいえ時間は容赦なく、
与えられた時間の中で
ベストは尽くさなくては
なりません。


それに「好き」が仕事に
ならなくても「好き」に
関わり続けたいのなら、
TTを選んだ自分にとって、
これはたぶん必要な
試練でもあります。
大袈裟かもしれないけれど。


結局ぐるぐる考えた結果、
とにかく楽しんでやりましょう、
というシンプルな結論に達しました。


ヨガの心地良さが
少しでも身近な人に
伝わるように。
そして、それを拙いながらも
伝えられる自分は幸せなのだ
と思うために。


カリキュラムを考えたり、
それらしくティンシャの
用意もしたりして(多少の
アクシデントもありながら)、
準備を少しずつ、少しずつ
進めてきました。


そんな頼りない初めての
イクラス。
いよいよ今日、開催です。


どんなことになるのだか。
ドキドキと不安も含め、
たくさん楽しもうと思います。